相続税

【数百万円損しない】相続税に強い税理士の選び方!「年間件数」と「不動産評価」で決まる理由

【数百万円損しない】相続税に強い税理士の選び方!「年間件数」と「不動産評価」で決まる理由

この記事の要約:相続税理士選びの鉄則

  • 相続税は税理士の腕次第で、納税額に「数百万円」の差が出ることがザラにある
  • 選ぶ基準は「年間申告件数」。最低でも事務所全体で年20件以上の実績があるか
  • 「土地の評価」で税額が決まるため、不動産に強い税理士を選ぶのが節税のカギ
  • 税務調査率を下げる「書面添付制度」に対応しているか必ず確認する
「父の遺産相続が発生した。昔から付き合いのある近所の税理士さんに頼もう」
ちょっと待ってください。その判断が、数百万円の損失を生むかもしれません。
実は、日本の税理士の多くは「法人税(会社の決算)」がメインで、相続税の申告は「数年に1回やるかどうか」というレベルなのです。慣れていない税理士に頼むと、土地の評価を高く見積もられすぎたり、使える特例を見落とされたりして、過大な税金を払うことになります。

なぜ税理士によって税額が変わるのか?

答えはシンプルで、「土地(不動産)の評価額」が変わるからです。現金預金は誰が数えても1億円ですが、土地の評価は税理士のスキルによって大きく変動します。

土地評価のカラクリ

土地の評価額を決める「路線価」はあくまで基準です。そこから、「形がいびつ(不整形地)」「道路に面していない」「広すぎる(広大地)」などのマイナス要素を見つけ出し、評価額を下げていく(=減額補正)のが税理士の腕の見せ所です。
相続に不慣れな税理士は、あとで税務署に文句を言われないよう、減額補正をせずに「高めの評価(安全策)」で申告してしまいます。これが納税者が損をする最大の原因です。

「相続専門」と「一般の税理士」の決定的違い

相続を専門(または得意)とする税理士と、そうでない税理士には以下のような差があります。
項目一般の税理士相続に強い税理士
年間申告件数0〜1件20件以上(多い所は100件超)
土地の評価机上の計算のみ。現地を見に行かないことも。必ず現地調査を行う。ドローンやメジャーを使って減額要素を探す。
税務調査対策申告書を作るだけ。「書面添付制度」を活用し、調査率を下げる対策をとる。
他士業との連携あまりない。司法書士(登記)や不動産鑑定士とのネットワークがある。

面談で実力を見抜く3つの質問リスト

ホームページには「相続強いです」と書いてあっても、実態はわかりません。無料相談などで以下の質問をぶつけてみましょう。

キラークエスチョン

「先生の事務所では、年間何件の相続税申告を行っていますか?」
→ 「年1〜2件かな…」と言葉を濁す場合は避けたほうが無難です。
「書面添付制度(しょめんてんぷせいど)は利用してくれますか?」
→ これは「税理士が内容を保証する証明書」のようなもので、これを付けると税務調査の確率がガクンと下がります。自信のない税理士はやりたがりません。
「過去に税務調査が入った割合はどれくらいですか?」
→ 相続税の調査率は通常10〜20%です。「ほとんど入られません(1%以下)」と即答できる事務所は優秀です。

よくある質問(FAQ)

Q. 遠方の「相続専門税理士」より、地元の税理士のほうが安心では?

A. いいえ、距離よりも「専門性」を優先すべきです。
今はZoomや郵送でやり取りが完結しますし、専門税理士は全国の不動産評価に慣れています。「近所の先生」に頼んで土地評価をミスされ、数百万円多く払うことになっては本末転倒です。

Q. 報酬が安い税理士を選んでも大丈夫ですか?

A. 「格安」には理由があります。
相場(遺産総額の0.5%〜1%)より極端に安い事務所は、土地の現地調査を省略したり、経験の浅いスタッフが処理したりするリスクがあります。相続税の報酬は「安心料」と「節税効果」への対価と考え、安さだけで選ばないことが重要です。

Q. 税務調査はいつ来るのですか?

A. 申告してから1年後〜2年後の夏〜秋頃に来ることが多いです。忘れた頃にやってくるため、最初の申告時に「調査官に突っ込まれない完璧な申告書」を作っておくことが最大の防御になります。
無料相談受付中

税理士選びで、
もう迷う必要はありません。

業界経験豊富なアドバイザーがサポート
あなたの業種に強い税理士を厳選
何度でも相談・紹介無料

※本記事の内容は、執筆時点での一般的な情報に基づき作成されています。税理士資格を持たないライターが執筆しており、最新の税法や個別の事情に対応していない可能性があります。正確な情報や判断については、必ず税理士等の専門家にご相談ください。