税理士の選び方
【失敗しない】税理士の選び方完全ガイド!良い税理士・ダメな税理士を見極める「会話のチェックリスト」
この記事の要約:良い税理士を選ぶ条件
- 「近所だから」「安いから」で選ぶと、節税提案がなく損をする可能性大
- 良い税理士は「ダメです」で終わらせず、「こうすれば可能です」という代替案を出す
- レスポンスの速さは能力の高さと直結する
- 自社の業界(飲食、IT、建設など)に詳しいかどうかを必ず確認する
税理士選びは、結婚相手選びに似ています。一度契約すると変更(離婚)するのはエネルギーがいりますし、相性が悪いと毎月のストレスが溜まるばかりか、会社の財務状況まで悪化させてしまいます。
しかし、多くの経営者が「紹介されたからなんとなく」「料金が安いから」という理由だけで決めてしまい、後悔しています。
本記事では、「契約前にここだけは見ておけ」というポイントを、具体的な失敗事例を交えて解説します。
しかし、多くの経営者が「紹介されたからなんとなく」「料金が安いから」という理由だけで決めてしまい、後悔しています。
本記事では、「契約前にここだけは見ておけ」というポイントを、具体的な失敗事例を交えて解説します。
よくある失敗事例:こんな選び方をすると後悔する
失敗パターン1:「格安」だけで選んで放置される
「顧問料月額1万円!」という激安広告に惹かれて契約したA社長のケース。
契約後、税理士とは年に1回、決算の時しか連絡が取れませんでした。期中に利益が大きく出たにもかかわらず、何の対策も提案されず、決算月にいきなり多額の法人税納付書が届くことに。
「安かろう悪かろう」は税理士業界でも真実です。安い報酬では税理士も時間を割けず、単なる「事務処理代行」になってしまいます。
契約後、税理士とは年に1回、決算の時しか連絡が取れませんでした。期中に利益が大きく出たにもかかわらず、何の対策も提案されず、決算月にいきなり多額の法人税納付書が届くことに。
「安かろう悪かろう」は税理士業界でも真実です。安い報酬では税理士も時間を割けず、単なる「事務処理代行」になってしまいます。
失敗パターン2:「近所の先生」を選んだが、話が合わない
「何かあったらすぐに会いに行けるから」と、近所のベテラン税理士に依頼したITベンチャーのB社長。
しかし、その税理士はITツールに疎く、チャットワークやZoomは使えず、データのやり取りはすべて郵送やFAXを指定されました。「クラウド会計?信用できないね」と言われ、経理の効率化が全く進まない事態に。
物理的な距離よりも、ITリテラシーや価値観の距離が近いことの方が、現代の経営には重要です。
しかし、その税理士はITツールに疎く、チャットワークやZoomは使えず、データのやり取りはすべて郵送やFAXを指定されました。「クラウド会計?信用できないね」と言われ、経理の効率化が全く進まない事態に。
物理的な距離よりも、ITリテラシーや価値観の距離が近いことの方が、現代の経営には重要です。
【実録】良い税理士 vs ダメな税理士の「会話」の違い
面談の際、税理士の実力を見抜くにはどうすればいいのでしょうか?
最も分かりやすいのが、「無理難題な相談をした時の返し方」です。例えば、経費になるか微妙な出費について相談した時の反応を見てみましょう。
最も分かりやすいのが、「無理難題な相談をした時の返し方」です。例えば、経費になるか微妙な出費について相談した時の反応を見てみましょう。
| 相談内容:家族旅行を経費にできますか? | ダメな税理士の反応 | 良い税理士の反応 |
|---|---|---|
| 回答 | 「それは無理ですね。プライベートな支出は経費になりません。」 | 「原則は難しいですが、もし〇〇という名目(視察や研修)の実態があれば一部計上できる可能性があります。」 |
| 姿勢 | 教科書通りの回答で終了。リスクを避けることしか考えていない。 | 「どうすれば社長の意向を実現できるか」を一緒に考え、代替案(日当や規定の整備など)を提案する。 |
もう一つ、資金繰りについての相談例も見てみましょう。
| 相談内容:今期、利益が出すぎて税金が心配です | ダメな税理士の反応 | 良い税理士の反応 |
|---|---|---|
| 回答 | 「儲かっている証拠ですね。しっかり税金を払いましょう。」 | 「着地見込みは〇〇万円の利益ですね。今のうちに「倒産防止共済」に加入するか、来期予定の設備投資を前倒ししましょう。」 |
| 姿勢 | 結果が出てからコメントするだけ。「過去」しか見ていない。 | 決算の数ヶ月前から予測を立て、「未来」のアクションを提案してくれる。 |
契約前に確認すべき5つのチェックリスト
面談ではここを確認しよう
レスポンスの早さ: メールやチャットを送って、半日〜1日以内に返信が来るか?(遅い人は契約後もっと遅くなります)
得意な業種: 「私の業界(美容室、建設、ECなど)の顧問先はどれくらいありますか?」と聞き、具体的な事例が出てくるか確認する。
担当者は誰か: 所長先生と面談したのに、契約後は資格のない新人が担当になるケースが多い。「誰が私の担当になりますか?」と必ず聞くこと。
ツールの対応: Slack, Chatwork, LINEなど、自社が使っているツールで連絡が取れるか。
料金体系の明確さ: 「訪問回数を減らしたら安くなるか?」「記帳代行は含まれているか?」など、オプション料金の説明があるか。
なお、契約前に提示された金額が適正かどうか判断するために、「税理士の費用相場まとめ」の記事も合わせてチェックしておくことをおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q. 税理士は「若手」と「ベテラン」どちらが良いですか?
A. 一概には言えませんが、傾向はあります。
若手(30代〜40代): フットワークが軽く、ITに強い。クラウド会計や新しい節税スキームに詳しい傾向があります。ベンチャーやIT企業におすすめです。
ベテラン(50代〜): 税務調査の経験が豊富で、税務署との交渉に長けています。また、地元の銀行や名士との繋がりが強いこともあります。安定企業や伝統的な業種におすすめです。
若手(30代〜40代): フットワークが軽く、ITに強い。クラウド会計や新しい節税スキームに詳しい傾向があります。ベンチャーやIT企業におすすめです。
ベテラン(50代〜): 税務調査の経験が豊富で、税務署との交渉に長けています。また、地元の銀行や名士との繋がりが強いこともあります。安定企業や伝統的な業種におすすめです。
Q. 税理士紹介サイトを使うと、料金が高くなったりしませんか?
A. 紹介サイトを通しても、ユーザー(依頼者)が支払う顧問料が高くなることは基本的にはありません。
税理士側が紹介手数料を負担する仕組みですが、税理士は「広告宣伝費」として割り切っているため、それを顧問料に上乗せすることは稀です。むしろ、紹介サイトが間に入ることで相場とかけ離れた金額提示がされにくく、適正価格で契約できるメリットがあります。
税理士側が紹介手数料を負担する仕組みですが、税理士は「広告宣伝費」として割り切っているため、それを顧問料に上乗せすることは稀です。むしろ、紹介サイトが間に入ることで相場とかけ離れた金額提示がされにくく、適正価格で契約できるメリットがあります。
Q. 決算月の直前ですが、今から税理士を探しても間に合いますか?
A. ギリギリでも対応してくれる税理士はいます。
ただし、決算申告期限(決算日から2ヶ月後)の1ヶ月前を切っている場合などは、「特急料金」がかかる場合があります。また、じっくり節税対策をする時間は取れないため、まずは「無申告を避けるための駆け込み寺」として依頼し、翌期からしっかり顧問契約を結ぶ流れが良いでしょう。
ただし、決算申告期限(決算日から2ヶ月後)の1ヶ月前を切っている場合などは、「特急料金」がかかる場合があります。また、じっくり節税対策をする時間は取れないため、まずは「無申告を避けるための駆け込み寺」として依頼し、翌期からしっかり顧問契約を結ぶ流れが良いでしょう。
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※無茶な売り込みは一切いたしません
※本記事の内容は、執筆時点での一般的な情報に基づき作成されています。税理士資格を持たないライターが執筆しており、最新の税法や個別の事情に対応していない可能性があります。正確な情報や判断については、必ず税理士等の専門家にご相談ください。